2018年2月10日土曜日

好きだ!②「茅ヶ崎」



こんばんは、小田薫です。

今日は朝ごはんを食べてお弁当を作った後に急に胃が痛くなり、
久しぶりに立ち上がれないほどの不調でした…。

明るいうちにゆっくりお風呂に入り、ビールを飲んだら
なんだか元気になりました!
私にとってビールは薬です笑

*

私はいつもこう思います。
好きなことがたくさん出てくる物語を読むのって楽しい。
好きなものに囲まれる生活って幸せ。
好きな人たちと一緒にいるって嬉しい。

「好き」をテーマにした2回目の投稿です。

*

2005年の秋、私たち家族は千葉県の柏市から神奈川県茅ヶ崎市に
引っ越して来ました。
柏には生まれてすぐから25年間、大学4年生までいたので、
今の私をこの地や周りの方々が育ててくれたことは言うまでも
ありません。
でも、ずっと柏に居続けることはどうしてもできませんでした。
(理由はかなり入り組んでいるので割愛します。)

私が初めて茅ヶ崎を認識したのはサザンオールスターズの
「勝手にシンドバッド」の歌詞の冒頭。



砂混じりの茅ヶ崎って何?
そんな疑問を抱きつつ、高校生頃から湘南への憧れを
募らせるようになりました。

ちなみにこのアルバム「熱い胸騒ぎ」は私が人生で初めて
自分のお小遣いで買ったCDです。


はじめて茅ヶ崎に来たのは21歳、2000年のまだ寒い春のはじめ。
徳光和夫さんが旅番組で茅ヶ崎を案内していたのを見たのが
きっかけでした。
その番組を母と観ながら、
「世の中にこんな楽しそうな素敵な場所があるんだねぇ。
じゃあ一度行ってみようか。」という話になりました。

その時私は3浪目で未来をはっきり見定めることができず、
常に焦燥感にすっぽりと覆われるような日々を過ごしていました。

電車で柏から2時間弱。
茅ヶ崎に降りた時、日常を忘れ、心が軽くなるような気がしました。
鮮やかな陽の光、大きな空、爽やかな潮風。
少し高台になったところに行くと目の前に広がる
富士山と箱根の山々。

それから四季折々に茅ヶ崎を訪れ、そのたびに良さを実感し、
いろいろとあって父を説得し、柏の家を売却し、
なんとか茅ヶ崎に引っ越すことができ、現在に至ります。


私が思う、茅ヶ崎の良いところ

①とても親切で、友好的である。
はじめて茅ヶ崎に来て買い物をした時、どこのお店の方も
とてもフレンドリーに話しかけてくださいました。
まぁ、観光客感が溢れて出していたのかもしれませんが笑
住んでから13年経ちますが、この印象は変わりません。
どのお店に行っても顔を覚えて話しかけてくださいます。
犬のお散歩でもお友達ができる。
柏時代はこんなこと皆無だったので、余計に嬉しく感じるのかも
しれません。

②お酒に寛容である。そして皆、よく飲む。

これは仕事が乗らなくて、早めにアトリエから帰ってきて
浜でビールを飲んでいた時に撮った写真。
奥に写っているイチャイチャカップルと夕日をあてに
飲んでいました(おっさん)。

茅ヶ崎はかなりお酒に寛容な地であると思う。
15時から飲めるお店もあるし、
朝8時過ぎなのにまだ飲んでいるお客さんがいるお店もあります。
浜でビール片手に犬のお散歩をしている人もたまに見かけるし、
休日となればお酒片手にバーベキューをする人も多いです。
海の幸、山の幸もあり、茅ヶ崎は酒飲みの私にとって天国です!

③海の幸が旨い。浜に美味しいものが落ちている。

これは上のビールを飲んでいた日の夜に撮った写真。
アカモクと納豆の和え物。
春になると浜にはワカメやアカモクが打ちあがります。


ちなみにこちらがAmazonで売っているアカモク。
めちゃめちゃ高価!

採ってきて洗ったり、茹でたり、切ったりの手間はかかりますが、
こんな美味しいものがタダで手に入るとなると
狩りに出ないわけにはいきません。
ちなみに私はたくさん浜で採ってきて、
下処理後に小分けに冷凍してちびちび楽しんでます!

④神社が多い。神様に守られてる感が強い。

こちらは茅ヶ崎・西浜で毎年海の日に開催される「浜降祭」。
茅ヶ崎と寒川の神社、合わせて30社のお神輿が一堂に集まる、
圧巻のお祭りです。

浜降祭についてはこちらをご覧ください!
浜降祭|Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B5%9C%E9%99%8D%E7%A5%AD


私が住んでいる茅ヶ崎海岸地区はとにかくお宮さんが多いです。
どこかの神社の氏子ではないですが20年ほど前から家に神棚を置き、
今やアトリエと事務所の神棚に1日と15日に手を合わせる私にとって
とても心穏やかに過ごせる場所です。


いま挙げた3つ以上に茅ヶ崎の良いところはありますが、
今日はこれまでにしておきます。

桑田佳祐さんがよく「茅ヶ崎いいとこ一度はおいで」と言いますが、
まさにその通り!
茅ヶ崎は良いところです。
一度来ると離れられなくなります。

私が今こうやって作家としてやっていけてるのも、
茅ヶ崎に引っ越してきたからだと思っています。
この話は長くなるので、またの機会に書きたいと思います。


最後に、昔「砂混じりの茅ヶ崎って何?」って思っていましたが
今はその意味が分かります。

浜に行って足を砂だらけにして帰って来なくとも、
風が強い日にどんなに窓をしっかり閉めていようとも、
砂は家の中までしっかりと入り込んできます。

掃除機で吸ったごみの中には結構な量の砂が入っているし、
外を履くと結構な量の砂が集まります。

砂混じりの茅ヶ崎。
そんなこの地が大好きです。