2010年3月23日火曜日

堆肥づくり、はじめました。


こんにちは、小田薫です。
昨日早くも、東京・横浜ではソメイヨシノの開花が発表され、
春本番の季節になりましたね。

私は春になり、最近冬眠から目覚めたクマのようにいろいろと動きはじめ、
庭では生ごみを使った堆肥づくりの再チャレンジをしています。

おととし、雑誌「クウネル」に載っていた
土のう袋を使った堆肥づくりにチャレンジしたのですが、
より良さそうな方法を発見しました!

その名も、「ベランダでできる! ダンボール・コンポスト」
さっそく実践してみました!


[用意するもの]
・丈夫なダンボール 1個
・底を2重にするためのダンボール 1枚
・ピートモス 15L
・もみ殻燻炭 10L
・スコップ
・虫よけカバー

上の写真がピートモスともみ殻燻炭です。
どちらも1袋¥400-程度で、ホームセンターや肥料店で買えます。


ダンボールの中にピートモスともみ殻燻炭を3:2の割合で
箱の3分の2くらいまで入れてよくかき混ぜます。

ダンボールの底や持ち手の穴は、最初にテープでふさいでおきます。


雨がかからなくて、できれば陽の当たる、風通しの良い台の上に置きます。
でも、1番あったかい場所を占領されてしまいました・・・。


1日500g~1kgを目安に生ごみを入れてしっかり混ぜます。
(一部画像を処理しております)
生ごみをごはんの支度時になるべく小さく切っておくと、
分解が早くなります。

2週間ほど経つと微生物の活動が活発になり、
60℃くらいまで温度が上がるそうです。

中で虫がわいても死んで、それがまた蛋白質になるとのこと。
ダンボールの中に1つの世界の連鎖が生まれるのですね・・・。

毎日出た生ごみを入れるたびによくかき混ぜて、
微生物にしっかり呼吸させてあげます。

うまくいくと1箱3か月で、40~50kgの生ごみを処理できるそうです。
しかも貝殻以外だったらなんでもOK!!

今まで捨てていたものでお花やお野菜が元気になるなんて、
素敵なことですね♪

始めてまだ2日なので、経過をご報告しようと思います。

2010年3月6日土曜日

腰は大切に


こんにちは、小田薫です。
腰は身体の要であります。
腰を痛めると、何にもできなくなってしまうのであります。

私は悲しいことに、もう30代・・・。
あまり自分の体を過信するのはやめることにしました。

というのも、鉄を叩くときには金槌とセットで
アンビル(日本では金床、金敷きともいう)を使うのですが、
これがまぁ、なんとも重い!!!!

80kgくらいあるでしょうか・・・。

これを今まで両手に抱えて移動させていたわけですが、
腰を痛めたら、それこそ一大事。
そろそろ、もうやめようという結論に達しました。


そこで登場した味方が、チェーン・ブロック!!
なんと1tまで私の代わりに持ち上げてくれます。

写真は吊り下げて、木の台に移動させているところ。
これで太ももの肉を挟むことも無くなり、一安心です。


機械類は平塚にある「白砂商店」さんで揃えています。

私はアトリエにあるものを全部黒く塗ってしまうので、
なんと先に、白砂さんが黒く塗っておいてくれました!
いつも本当にありがとうございます!

ついでに、今まで使いにくかった道具をひっかけることにしました。


アンビルの木台にも。


棚にも。
これで仕事がしやすくなりました~。

アトリエの整備ばかりしていると作品の制作が遅れるので、
ほどほどにしなきゃいけませんね。

鎌倉までサイクリング!


こんにちは、小田薫です。

ぽっかぽかな春のお天気と寒~い冬のお天気が交互にやってきて、
体調管理が難しい今日この頃ですが、いかがお過ごしでしょうか?

今日は残念な雨ですが、今週の晴れた日に鎌倉に用事があったので
自転車で行ってきました。

鎌倉まではだいたい20km。
自転車だと1時間とちょっとで到着です。


帰りに由比が浜の様子を見てみると、一面に茶色い物体が・・・。


ワカメが浜にたくさん打ちあげられていましたー!!

ビニールのレジ袋を手に採る気マンマンな割には、
どれを採ればいいのか分からず波打ち際にたたずむ私に、
先に来ていた奥さまが、見かねてたくさんいいワカメをくれました!!
なんとお優しい~。

その優しさに甘え、メカブもほしいなどと言う図々しい私・・・。

奥さまはめちゃめちゃ立派なメカブを探してくださり、
親切に自前のカッターナイフで食べられるところだけくれました。

その後、さらに下処理の仕方と食べ方まで教えていただきました。
由比が浜の赤いウィンドブレーカーの奥さま、ありがとうございました。

帰宅後、すぐにワカメたちの下処理を開始。


アバター的な画像になってしまいましたが、ワカメを水洗いしたところ。
これを熱湯にくぐらせて、すぐに冷水にとると・・・、


こんなにきれいな色になりましたー!!
いい潮の香り♪ メカブのいいぬめり!

さっそく晩ご飯にいただきました。


メカブは茎はかたいので、まわりのビラビラしたとこだけ食べます。

旬の水にさらした新玉葱のスライスの上に、メカブをのせました!
鰹節と出汁ポン酢でいただきます。

これは、とってもおいしい焼鳥屋さん「ほとり」で教わったメニュー。
我が家では、家で採れたゆずでポン酢を作ってみました。

これは簡単でシンプルなのにめちゃめちゃおいしいので、
お酒のあてに、今夜の一品に、ぜひ作ってみてください!!

「ほとり」食べログ
https://tabelog.com/kanagawa/A1404/A140406/14017118/


そして、これまた旬の筍とワカメと帆立の蒸しもの。
いま我が家で流行っている「タジン鍋」を使うと、
あっという間になんでもおいしくなります。

タジン鍋の底に焦げ付かないように白菜を敷いた上に、
筍とワカメと帆立を並べて、日本酒を適量回しかけて火にかけるだけ!

中火で5~6分、蓋の穴から勢いよく湯気が出たら、もう完成です。
出汁醤油と、お好みで山椒をかけてお召し上がりください。

食べきれなかったワカメは干して、いまカラッカラに乾燥しています。

ワカメ、最高! 海の恵み、万歳!!

また海の恩恵を受けるべく、晴れた日に
海岸沿いをサイクリングしてみようと思います。

2010年3月1日月曜日

GALERIE SOL「小田薫展」 終了いたしました!



梅のお花の香りが風に爽やかな今日この頃、
みなさまいかがお過ごしでしょうか?

こんにちは、小田薫です。

さて、このブログで数回にわたって準備の様子をお知らせしてきた
「小田薫展」が、無事に終了いたしました!
(終了してから10日も経過してしまいましたが、その点はご了承ください。)

会場へお越しくださった方々、お忙しい中足をお運びいただき
本当にありがとうございました。
またお手紙や電話をくださった方々、気にかけていただき感謝しております。

この場を借りて、お礼を申し上げます。


そして、遅ればせながら会場の様子をここでもご紹介いたします。

入り口の自動ドアをくぐるとすぐあったのは「記憶の住処―倉庫―」。

私は記憶や思いなどかたちがないものを入れておくための場所を
ずっとかたちにしたいと思って、制作を続けてきました。

これは高床式の倉庫のかたちをした、記憶のためのおうちです。


会場の奥にあるのは「記憶の住処―蔵―」。
小田薫展のDMにもなった作品です。

帰宅するときにいつも見ている駅の近くの民家や、
大学のすぐそばにある地下鉄の旧駅など、
いろいろな建物のイメージが私の頭の中で混ざり合って、
この作品のかたちができました。


そして壁にほのかに見えるものは「ひかりのかたち」。
目を閉じたときに瞼に映る光の残像を、鉄を使って表現してみました。

この作品はとても細く、この写真ではとても見づらいので、
次回、作っている様子なども交えながらご紹介したいと思います!!


※GALERIE SOL「小田薫展」は終了いたしました。
お越し下さった皆さま、本当にありがとうございました。