2018年2月5日月曜日

好きだ!①「作ること」


こんばんは、小田薫です。

2月に入って日差しが暖かく感じられるようになったものの、
今年の冬の大寒波は尋常じゃないくらい寒いですね。
立春寒波でまた水道が凍らないかひやひやする毎日です。

*

私はいつもこう思います。
好きなことがたくさん出てくる物語を読むのって楽しい。
好きなものに囲まれる生活って幸せ。
好きな人たちと一緒にいるって嬉しい。

これから何回かに分けて、「好き」をテーマに
投稿してみたいと思います。

*

私は作ることが好きです。
作品を作るのはもちろんですが、日々のお料理も
たまにするお裁縫も編み物も好きです。
狭い庭ですが野菜を作るのも好きで、
そのためにわざわざ生ごみで堆肥も作ります。

毎日必ず1食以上は自炊するので、風邪で起き上がれなかったり
旅行中以外は何かを作るのが日課になっています。


私が幼い頃、母は妹とお揃いの洋服や日常のおやつを
よく作ってくれました。
もう30年以上も前のこと、コンビニも無ければ
ファストファッションのお店もなかったので、
今のように手軽に、そして安価にモノを手に入れられる
時代ではなかったんでしょう。
日曜日に「おでかけ」の恰好でデパートに行き、
帰りに地下の食料品売り場でお惣菜を買って帰るのが
とても贅沢で特別なことに感じられました。

作れるものは作る。
母が毎日いろいろと作ってくれたのが、
私の今の「モノを作る」姿勢に影響していると思います。


私がちゃんとお料理をし始めたのは小学校4~5年生の頃。
当時、妹の食が本当に細くて、食べられるものが少なくて
家族皆、かなり困っていました。
そんな中、私が朝食用に作ったマヨネーズぎたぎた&
黒コショウもりもりのクランブルエッグを、
妹がたくさん食べてくれました。
何かを作って、初めて嬉しいと感じた瞬間でした。
それからお料理って楽しいなぁと思うようになりました。

「人に喜んでもらえるって、こんなに嬉しいことなのか!」
私がものを作る原点はここにあると思います。


それから中・高とお料理やお菓子だけでなく、
洋服や身の回りの小物を作ったりするうちに
「モノを作ること」が日常になり、今に至ります。
現在も家族や友人に喜んでもらえるととても嬉しいし、
もっと良いものを作りたいという張り合いになります。
このスタンスは仕事で作る器やロートアイアンのインテリア・
エクステリアにも通じていると思います。


しかしながら作品制作となると、少し違ってきます。
もちろん制作はスリリングで楽しいです!
でもそれだけではないんです。
作品制作は自分の思いを表現するすべであり、
自分に向き合い、自身を見つめることができます。
そして会話とかではないところで人と繋がることができます。



作品はある一定期間の私自身の分身のようなものです。
制作している間、私は作品を通して物事を見聞きし、考えます。
作品の中から自分の周りの景色を眺めます。
とても不思議な感覚です。

でも色上げが終わり、完成した瞬間に作品はするりと
私の手から離れてしまいます。
同時に作品は空気を生み出し、景色をまとい、
鑑賞する人の記憶の中に潜り込む(ような気がする)。

作品が「モノ」から「場所」へ変化するのを見られることが
私にとって作品制作の一番の楽しみであり、喜びです。


とりとめのない文章になりましたが…
現在、6月の個展に向けて制作をしています。
これから出来上がる作品たちが観てくださる方と
共有できる「場所」になると良いなぁと思っています。